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ブログ

2022.03.24
〖東砂薬局通信 Vol.2〗

皆さんこんにちは。
今年も花粉症の時期ですね。。。
今年は2月からスギ花粉の飛散が開始しているようです。
スギ花粉が終わると、次に来るのがヒノキ花粉。
ヒノキ花粉は3月下旬~4月中旬にピークを迎える予想になっています。

そこで、今回は花粉症と食物アレルギーについてのお話をしてみたいと思います。
花粉症に関する食物アレルギーとして、『花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)』があります。聞いたことがありますでしょうか?
花粉症を発症した患者さんが新鮮な果物や生野菜を食べた際にみられるアレルギー反応で、通常、症状は口腔や喉あるいは耳の奥に限局して現れ、原因食物は加熱調理すれば問題なく食べられると言われています。
これは、食物中に花粉に含まれるアレルギーの原因物質(アレルゲン)とよく似た構造のものが含まれているため起こります。
また、花粉と関連する果物・野菜の組み合わせは飛散する地域の花粉の種類によって異なると言われています。

先述の通り、ほとんどの場合、症状は口腔や喉に限定された軽微なものが多く、アナフラキシーショックを含めた全身症状は伴いません。
ただし、一気に多量の原因食物を摂取した場合など、まれに全身症状があらわれることがあります。
特に症状がなければ特定の食品を避ける必要はありませんが、花粉症の時期に生の果物等を食べて気になる症状がでればアレルギー専門医のいる医療機関に相談してみてもよいかもしれませんね。

※主な花粉と花粉との関連が報告されている食物一例
【ヒノキ科】スギ・ヒノキ:ナス科(トマト)
【キク科】ブタクサ:ウリ科(メロン・スイカ・きゅうり)、バナナなど
【カバノキ科】ハンノキ・シラカンバ:バラ科(リンゴ・イチゴ・サクランボ)、キウイ、オレンジ、大豆(主に豆乳)、ヘーゼルナッツなど
【イネ科】スイカ・メロン・トマト・ジャガイモ・オレンジなど

花粉症の方には辛い時期ですが、一緒に乗り超えましょう!

参考文献:日本気象協会2022春の花粉飛散予測、「チャイルドヘルス」2021年9月号
     食物アレルギー診療ガイドライン2016、食物アレルギーハンドブック2018、
     日本小児アレルギー学会誌、ファーマスタイル2022/No17

2022.03.07
🌸ひな祭り🌸

3月3日はひな祭り💕
当院では、ひな祭りの日は、患者さんの昼食に雛あられをお出しし
夕食は行事食でちらし寿司をお出ししました🍣

ひな祭りとは中国の上巳の節句が由来とされており、人形に自身の穢れをうつして厄を払う流し雛の風習が形を変えて、「ひな祭り」となって現在に伝えられていると言われているようです。
雛人形は、子どもたちの変わりに病気や事故から守ってくれるとされていて
そのため、女の子が元気で幸せになるようにお祝いやの気持ちや願いを込めて飾るようですね♪
お雛様のお菓子ではひなあられが有名ですが、ひなあられには、ピンク、白、緑の色があって、この色にはそれぞれ意味があるようです!
(諸説あり)
・ピンク…生命
・白…雪の大地
・緑…木々の芽吹き

この3色のひなあられを食べることで、自然のエネルギーを得て元気で丈夫に育つとされているそうです。
4色のひなあられもあって、四季を表しているという説も。
いろんな色を楽しみながら食べてみたいですね♪

ちらし寿司には、縁起の良いものを入れてひな祭りの日に食べてお祝いをすることが多いようです😊
※写真は入院患者さんと外来患者さんのお食事のお写真と、職員お手製の飾り物です!!

入院患者さんの献立🥢
✿ ちらし寿司
✿ 小海老と三つ葉のかき揚げ
✿ うどとイカの酢味噌和え
✿ バニラアイス苺添え

外来透析患者さんのお弁当(2日・3日ともに)も、ちらし寿司でした🍣
✿ ちらし寿司
✿ 天ぷら
✿ うま煮
✿ 甘酢漬け
✿ いちご

2022.02.28
一般社団法人日本透析医学会教育関連施設認定

この度、清湘会東砂病院では、2022年4月1日より
一般社団法人日本透析医学会の教育関連施設認定施設として承認されました。

教育関連施設に認定されるには、いくつかの申請資格要件が必要となるのですが、
それをクリアいたしました。

地域の皆様にとって、さらにより良い質の高い医療提供ができる病院を目指してまいります。

2022.02.19
東砂病院 ブログ用 〖東砂薬局通信 Vol.1〗

こんにちは😊
清湘会東砂病院 薬剤部です。

皆さんの日常に少しお役立ちできる情報を発信できたらと思っています。
新型コロナウイルス流行により『予防接種やワクチン』という言葉を耳にすることが増えてきたと思います。
そこで、今回は予防接種(ワクチン)についてお話したいと思います💉

☆そもそも予防接種って何でしょう?
予防接種とは、様々な病原体(ウイルスや細菌など)に対して免疫を持たない方への免疫を与える効果、あるいは免疫の増強効果(ブースター効果)を目的に行われるもので、感染予防、発病予防、重症化予防、感染症のまん延予防や排除・根絶等を目的として行われるものです。

☆ワクチンには種類があります!
①生ワクチン(注射):麻しん風しん混合ワクチン・BCGワクチン など
②生ワクチン(経口):ロタウイルスワクチン など
③不活化ワクチン:日本脳炎ワクチン・季節性インフルエンザワクチン など
④メッセンジャーRNAワクチン:新型コロナウイルスワクチン(ファイザー製・モデルナ製)

☆それぞれ他のワクチンとの接種はどれくらいの間隔が必要でしょうか。
(実は、2020年10月から接種間隔ルールが変更になっていたんです!)

・生ワクチン ⇔ 他の生ワクチン:27日以上の間隔を置く
・生ワクチン ⇔ 他の不活化ワクチン:間隔に関する規定なし
・不活化ワクチン ⇔ 他の不活化ワクチン:間隔に関する規定なし
・新型コロナワクチン ⇔ その他ワクチン:14日以上の間隔を置く
新型コロナワクチンは他のどのワクチンとも現在14日の間隔が必要となっていますね。
同じワクチンを複数回接種する場合はそれぞれ別途接種間隔が決まっています。
※参考文献:予防接種に関するQ&A集 2021年版 
(一般社団法人日本ワクチン産業協会 ホームページ (wakutin.or.jp))

ワクチンについていかがでしたか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次回のお話まで楽しみにしていてください♪

2022.02.18
バレンタインデー💕

2月14日はバレンタインデーでした😊♡

バレンタインとは日本では女性から男性にチョコレートを渡すのが習わしになっていますが、この風習は日本のみで海外では男性から女性に贈り物をすることが主流になっているようです!
ちなみにホワイトデーも日本独特の文化から生まれたもののようです♪

当院でもバレンタインデーに、本当にささやかですが
昼食時にチョコレートを配膳しました。

嚥下や咀嚼に個人差があるので、各職種で相談し検討しました。
普段お出ししていないものは、とても慎重になります。

そんな中、病棟看護師さんが嚥下障害がある方でも
『少しずつ割って介助するから大丈夫!絶対喜ぶよと』
力強いサポートを頂き全員に提供することが出来ました!!

職員の患者さんへの愛を感じたバレンタインデーでした♡

そして・・・

病棟では職員お手製の飾り物も、飾られ、季節を感じられる雰囲気がとても素敵です✨

☆節分とチョコレートの作品はフエルト生地で一つずつ手縫いで作成しています。
小さなビーズを使ったりして装飾も細かく仕上げています。

☆人がたくさんいる作品は折り紙で一つ一つ折って作っています。
手に持っている小物も全部折り紙で折られていて、細かい作業になっています。

こちらも職員の愛情がこもっていて気持ちが温かくなります💕

2022.02.07
☆節分.。.:*・゚

2月3日は節分でした!

節分は一般的に立春に行われます。
節分とは一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事となっています。
一般的には恵方巻を食べますが、発祥は大阪のようです♪
節分に恵方を向き願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるのが習わしになっています😊
今年は『北北西』でした☆

透析の入院患者さんの節分の行事食は
太巻き・稲荷ずしと釜揚げうどんがつきました🥢
外来透析患者さんのお弁当は、ご飯が豆ごはんとなりました。

お稲荷さんのご飯には大葉とごまが混ぜこんであり
甘辛く炊いた油揚げとの相性は抜群でした!

行事食は季節を感じられる大切なものだと思います。
今後も行事食を楽しんでもらえたらと思います!!