清湘会 ごあいさつ
医療法人社団清湘会は昭和55年、JR御茶ノ水駅近くに、“腎不全患者さんの社会復帰”を目的とした「聖橋クリニック」を開院したのが始まりです。昭和60年、わずか6床ですが入院ベッド開設を機に一般診療部門を開設、“患者さんから信頼される”そして“地域から必要とされる”ことをモットーにしてこれまで歩んでまいりました。
清湘会グループは現在、江東区亀戸に平成16年開院した入院45床の清湘会記念病院と、聖橋クリニックをはじめとした4つのクリニックがあります。医療技術の進歩、医療機器の高度化の一方、高齢化社会を迎え慢性疾患への疾病構造が変化し、医療に対するニーズは多様化しています。清湘会記念病院では一般外来、健康診断、人間ドックなどの一般診療体制に加え、腎臓病、糖尿病、および血管外科を中心に内分泌、消化器、心臓、高脂血症や閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤外来など各種専門外来を配置し、専門性をもった良質な医療を総合的に提供しています。平成21年には「居宅介護支援サービス」事業所を併設、通院送迎サービスを開始し、介護サービスの必要な方、通院が困難な方が住み慣れた地域で暮らすための支援を開始しました。また、平成25年に特定医療法人に承認され地域のために医療を提供して行く体制が強化されました。
今後も都立病院などの総合病院、大学病院などとの有機的連携のもと、地域の医療機関や福祉保健施設とのネットワークと役割分担を大切にして毎日の診療に取り組んでまいります。
皆様のこれまでのご協力に感謝申し上げるとともに、当法人に対するご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
清湘会 沿革
昭和55年 10月 | 聖橋クリニック 開設 ※平成25年1月にワテラスアネックス棟に新築移転 |
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昭和63年 08月 | 江東橋クリニック 開設 ※平成18年1月に新築移転(現:新江東橋クリニック) |
昭和63年 08月 | 医療法人社団 清湘会 設立 |
平成03年 04月 | 菊川橋クリニック 開設 |
平成06年 04月 | 天神橋クリニック 開設 ※平成16年5月に新築移転(現:清湘会記念病院) |
平成09年 10月 | 深川橋クリニック 開設 |
平成16年 05月 | 清湘会記念病院 開設 |
平成18年 01月 | 新江東橋クリニック 開設 |
平成25年 | 特定医療法人 認可 |
平成25年 1月 | 聖橋クリニック ワテラスアネックス棟に新築移転 |
令和03年 1月 | 清湘会東砂病院 開設 |
清湘会 理念と目標
2.いのちに対する畏敬をもって
- ●安全かつ適正な医療を提供します。
- ●質の高い医療を提供します。
- ● “ふれあいと安心”を提供します。
- ●医師による説明と患者さんの選択に基づく医療を進めます。
- ●患者さんのプライバシーを尊重します。
- ●診療情報を患者さんご自身にお伝えします。
- ●患者さんの人生が最後まで豊かであるように、そのご意見を尊重いたします。
看護部

当クリニックは、お茶の水という立地にあるため、ここでお仕事をされている患者さんが、家に帰る前に透析を受けていかれることが多いです。仕事で疲れた後の透析。だからこそ、「お帰りなさい」「お疲れさまでした」という気持ちで患者さんをお迎えしています。
もちろん仕事をされていない患者さんにも「ご苦労様です」「今日もよろしくお願いします」という気持ちをもって、日夜透析業務を行っています。
笑顔と明るいあいさつで、次回も気持ちよく透析を受けていただけるように心がけており、患者さんと共により良い透析ライフを目指しています。また、フットケアや感染対策の研修会への参加などで、患者さんの安全を守る努力をしています。
どうぞ、安心して透析をお受けください。
《清湘会看護部 理念》
患者さんの立場に立ち、愛情と思いやりのある看護を目指します
臨床工学部
私たち臨床工学技士は、透析治療前に透析装置の安全管理を行い、患者さんが安全で快適な治療を行えるように日々取り組んでいます。特に、学会活動には積極的に参加しこれまで多くの発表を行ってきています。
また、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、医師・看護師・管理栄養士と連携を図り、治療条件の設定を行っています。透析支援システムの導入により個々の患者さんに合わせた治療やデーター管理を行うことで合併症の軽減や予防し、QOL (生活の質)向上した透析ライフが送れるよう心がけています。